BBQの主役はお肉!その中でも特にBBQに適した、数ある種類の肉の中でも特に炭焼きだからこそ美味い部位の特集です。せっかく外で炭をいこして焼くんだから美味しい肉を食べたい!という方必見です!
今回は牛・鶏・豚の3種類に絞って、その中でも特にオススメ部位を詳しい説明などと合わせてご紹介して参ります!
先ずはじめに・・・
どのお肉でもいえることですが、BBQではお肉はすべて厚めにカットされているものの方が良いです。おしゃべりに夢中で薄い肉だとすぐ焦げてしまった経験も少なくないはず・・・。炭火も店とは違い不安定なので、楽しくBBQをする為にも意外と見落としてしまうところなので要注意ですよ!それでは焼いていきましょー!
肉の王様、牛肉。
皆大好き、キングオブミート。これを食べなきゃBBQは始まりません。捨てるところがないと言われる牛ですが、その中でもぜひBBQで食べてもらいたいのがコレ。
カルビ
参照:
カルビはあばら骨の周りのお肉のことですが、肩周りの肩バラとそのれ以外の友バラ(ともばら)の2つに大きく分けられ、その友バラをさらに背中側の中バラとお腹側の外バラに分けられます。
ホルモンなどは脂が多く胃もたれしやすい…モモ肉だと脂が少なく旨味に欠ける…サーロインやシャトーブリアンなどは良い焼き肉屋さんでたべればいい…! 外でするBBQだからこそ、カルビなのです!またお値段もリーズナブルで意外と種類も豊富なのでBBQでカルビの食べ比べしてみてもいいかもしませんね!
ということで、カルビの各部位のご紹介です!
1.三角バラ(肩バラ系)
お店では”サンカク”や”特上カルビ”などと呼ばれる希少部位です。上品な脂で、切り出したところが三角になることからそう呼ばれるそうです。 VIPなBBQパーティーなどで用意すると喜ばれそうですね。
2.ブリスケ(肩バラ系)
通称ブリスケット カルビの中では脂が多く、薄切りになっていることが多いです。BBQには少し適さないですが、焼きしゃぶなんかでお野菜と一緒に食べると美味しいです。
3.インサイドスカート(外バラ系)
皆さんご存知ハラミ(横隔膜)の近くに位置する腹横筋のお肉になります。 味もハラミのようにコクがあって味の濃いお肉なので、生姜醤油などで食べるのがオススメですよ~
4.ササバラ(外バラ系)
見た目が「笹の葉」に似ていることから、その名がつけられたササバラ。外バラの中でモモの付け根にあることからサシと赤身が絶妙で、お店では上カルビなどと呼ばれることも多いみたいです。
5.中落ちカルビ(中バラ系)
ゲタとも呼ばれる肋骨の間にある肉なので”中落ち”です。骨付きカルビなどは肋骨と一緒に切り出したものですね。旨味と脂がしっかりしているので、お米との相性抜群です!
6.カイノミ(中バラ系)
切り出した形が貝の身に似てることからつけられたそうで、こちらも希少部位になります。
また中バラでもヒレに近い部分でもあるので、柔らかくでわさび醤油などがよく合います!めっちゃうまいです!
日本人が愛してやまない、鶏肉。
古くから日本人に好まれてきた鶏肉。その昔、四つ足の家畜を食べてはいけないという仏教の教えがあった為、キジや鶏を食べざるをえなかったそうです。遺伝子レベルで刻み込まれている鶏の味を余すことなくご紹介します!
モモ肉(チキンレッグ)
やはりBBQで炭焼きならモモ肉でしょう。ムネ肉だと旨味にかけるし、手羽先などは食べるとき手が汚れるし食べにくい… 赤身と脂のバランスもよく、塩で食べてもタレで食べても美味しい。またタンドリーチキンなどのアレンジに富んだ部位でもあります。私はその中でも手羽元とモモ肉の合わさったチキンレッグをオススメします!
クリスマスなどでよく食べられる部位ですが、食べるときもそこまで手が汚れず、やはり骨周りの部分が美味しいですよね。
焼いているとBBQの雰囲気もグッとあがります!おもいっきりかぶりついてみてください!
炭焼きにオススメなその他の部位もご紹介します。
1.手羽先
スーパーでもよく売られている手羽先ですが、旨味が多くBBQでも人気の部位です。炭火で上手に焼けば、皮の部分がパリッとなってめちゃくちゃ美味いです。 またゼラチン質も多くコラーゲンたっぷりなので美容にもいいですね!
2.手羽中
私が小さいとき、母がから揚げにしてくれて食べていたのを覚えています。大好きです。よく動かす部分なので旨味がしっかりあります。BBQで焼くときは包丁で開いてあげる(骨をはずす)と食べやすいですよ。すこし手間ですが、喜ばれること間違いないです!
3.せせり
焼き鳥屋でもよくたのまれるせせりですが、首のお肉の部分にあたります。希少部位でお値段も少しはりますが、歯ごたえがあって美味しいです。何種類か鶏肉を用意するなら外せない部位でしょう。
4.ハツ
鶏の心臓の部分です。新鮮な鶏のハツは生でも食べれるといいますね。炭で焼いてもしっかりとした味でコリコリした食感がたまりません!あまりスーパーなどではみかけることは少ないですが、機会があれば一度お試しください!
5.ぼんじり
鶏の尾尻の部位で、せせりと同様とれる量が少ない希少部位になります。 赤身と脂身のバランスが非常によく、好きな人も多いのではないでしょうか。
ホモ=サピエンス、それは豚肉と共に。
前述、昔から鶏肉が食べられていたとありますが、そのもっと前縄文時代に遡ると彼らは豚の祖先イノシシをたべていたのです。またヒトはチンパンジーと豚の交配によって生まれたといわれるほどの類似性もあるとか…
三元豚・六白豚・美味豚・アグー豚・マンガリッツァポークなど種類も多く栄養価も高い豚肉もBBQには外せません!
オススメ部位はこちらです!
豚肩ロース
豚も牛と同様、捨てるところがないといいます。沖縄などでは鳴き声以外すべて食べるのが愛食とされるそうです。
また疲労物質の乳酸が体に溜まるのを防ぐビタミンB1を多量に含み、鉄やリンなどミネラル、コラーゲンも含みます。
そんな豚肉の中でも肩ロースが赤身と脂身のバランスがよく、少し筋もありますが歯ごたえもほどよくあり、炭で焼くとめっちゃうまいです!
以下豚のオススメ部位ご紹介です。
1.テンダーロイン
豚のヒレ(背中の方)の内側にある筋繊維で、ヒレカツなどに使われる部分です。脂身が少なく物足りない方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、とてもやわらかく実はBBQに適した部位なのです! 名前もかっこいいですね。
2.スペアリブ
赤身と脂身が交互に重なり、3層に見えることから「三枚肉」と呼ばれる部位で、骨付きのものがスペアリブとなります。BBQで存在感のある部分でもあり、かぶりつきたい老若男女も少なくないはずです! ただし焼くのに時間がかかるので、遠火でじっくり育てたいですね。
3.バックリブ
豚のロース側の骨付き肉で、本場テキサスで人気の部位でもあります。外資系のスーパーでしかあまり見かけない部位ではありますが、スペアリブ同様BBQ感が一気に上がるのでパーティーなどでぜひお試しください!
まとめ
3大肉のオススメ部位いかがでしたでしょうか。あらためてみると、私自身赤身と脂のバランスの良い、旨味のあるお肉がすきみたいです(笑)
少しこだわったお肉で、ワンランク上のBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上、BBQ BIG スタッフのだいらがお届けいたしました。
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