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ロースタイルBBQでまったり休日を

最近のBBQやキャンプなどアウトドア飯で徐々に人気が出てきているスタイルをご存知ですか。それはずばり”ロースタイル”です。BBQなどでは立食、立って調理することが基本と思われていますが、最近では座りながら楽しむことが流行りになってきています。でも正直立ちながらって結構しんどくないですか。

そこで今回は”ロースタイルBBQ”の魅力をご紹介します。


ロースタイルBBQとは

ロースタイルBBQとは読んで字がごとく、低い位置でおこなうBBQです。そのままじゃんと思われますが、まさにそのままです。

BBQは基本は立食というのはもう古い考えで基本的には焼き手や立食を好む方たち以外はイスやレジャーシートに座っていますよね。でも正直これって焼き手の方がかわいそうじゃないですか。ロースタイルであれば焼きて手も座りながら、まったりとBBQを楽しめます。


ロースタイルBBQのメリット

1.みんなが焼き手になれる

通常のBBQとロースタイルBBQの違いは”みんなが焼き手になれる”という点にあります。例外としては10人以上の大勢でのBBQではコンロをみんなで囲んでというのは難しいので、10人以下限定になってはしまいますが。基本的にはコンロや焚火台を囲んで座りながらのBBQなので誰か一人が焼き手になるという事はなく、みんなで好きなものを焼きながら楽しむことができます。焼肉屋のイメージに近いかもしれません。誰かが育てたお肉を奪い「それ私が育ててた肉!」なんてやり取りが発生したりして楽しいです。(育てたお肉を奪われたくない方にはオススメできません。)


2.暖をとりながら楽しめる

季節は限定されますが、11月中旬から3月下旬あたりまでは、メリットの一つになります。夏や気温が高い時期には暑いのでサウナでBBQしてるの気分になるのでおススメしません。サウナBBQ気分は焼き手に押し付けましょう。

しかし寒いオフシーズンでのBBQならこれほどありがたいことはありません。暖をとりながら焼く。食べ終わったら焚火として利用しながらのんびり過ごすことができます。

また、焚火として利用するのもいいですが、ポットをセットしておいてコーヒーや温かい飲み物を飲むのもおススメです。


3.落ち着きながらコミュニケーションが取れる

立食BBQではなんだかんだで慌ただしくなりませんか。「はい!肉焼けたよ!持ってって!」「はい!次!」みたいに焼き手だけでなく”運び手”みたいな人まであらわれませんか。この二役だけ働きっぱなしでのんびり過ごせない・・・。というのを解消してくれるのがロースタイルです。みんな座りながらコンロを囲むので運ぶ必要もなければ、焼けました報告もいりません。

なにより全員の顔を見ながら談笑して過ごせるのが魅力的です。基本的にみんなが焼き手であり、誰かが働きっぱなしみたいなことがなくなり、一体感が生まれます。


4.機材の持ち運びがラク

ロースタイル=サイズが小さい。という事になります。つまり、機材が小さく済みます。BBQやキャンプでは機材が大きく、数も多いと何かと面倒ですよね。車に積むスペースも必要だし、車に積んで設営場所まで運ぶのも大変。でもロースタイルならその手間が”少し”省けます。少しです。重要なことなので2回言いました。

「すごい楽になる!」とかそんなことは言いません。設営場所まで2往復するところを1回に減らせるか減らせないかくらいです。

これをどうとるかは個人差がありますが、個人的には結構な差だと思っています。特に駐車場から設営場所までが遠い、道が険しいときは大きく変わります。

数字にすると大したことはありませんが実際にやってみるとこの違いが判ると思いますのでお試し下さい。


ロースタイルBBQのデメリット

1.調理がしにくい

一概にはいえませんが、低い位置で座った状態での料理はやはりやりにくいです。ベストな高さに調整できればいいのですが、難しいのが現状です。ですのでここは通常のBBQ同様に事前準備がおススメです。もしくは調理ができるサイズの機材を持っていくことで対処できます。(その分機材数が増えるデメリットがありますが・・・)


2.動きたくなくなる

これはメリットの裏返しなんですが、座って落ち着いてしまうと立ち上がりたくなくなります。本当にもう動きたくなくなります。一生焚火で暖をとっていたくなります。これが食後で、コーヒーなどをのんでいてブランケットにくるまっていようものなら冬眠寸前になります。寒いだろうから体を動かして温まろうと準備したスポーツ道具は使わないまま終わったりします。

そのくらい穏やかに過ごせます。



ロースタイルBBQでの注意点

ロースタイルBBQは寒い季節に向いていると言いましたが、裏を返せば寒いです。本当に寒いです。なのでもちろん注意点や工夫が必要になります。

1.基本的には冬キャンプ道具があると良い

寒い季節でのアウトドアなので防寒は大前提として、他に何が必要なのかわからないとい方は冬キャンプグッズを持っていくといいです。

以下に最低限用意するといいチェックリストを載せますので参考にしてください。

 

1.貼るカイロ

2.ブランケット

3.断熱シート(イスではなく地面に座って行う場合は必須)

4.ヒートテック

5.手袋

6.ニット帽

7.イヤーマフ

8.マフラー

 

あくまで最低限となりますので、他にも必要だと感じたものは持って行った方がいいです。


まとめ

いかがでしたか。通常のBBQも楽しいですがロースタイルでのBBQもまったり落ち着いて過ごせるのでおススメですよ。

寒さ対策さえ充分におこなって、日中の日が当たる場所、風があまり吹かない場所で行えば冬のアウトドア初心者でも楽しむことができますので是非お試しください。