世界のBBQ事情

今やアウトドアの代名詞となりつつある、バーベキューですが、本場アメリカンスタイルと日本のバーベキュースタイルは全然違うものってご存知ですか。

大きくは文化の違いになります。

焼きながら食べるのか、焼いてから食べるのか・・・

日本で主流になっているのは前者ですね。今回のコラムは小ネタとしてBBQ中に披露するくらいにしましょう(笑)。ドヤ顔で話すと面倒くさいと思われます(笑)



BBQの本場はアメリカ”テキサス”

今でこそ、アウトドアの代名詞とまで言われているBBQですが元々はカウボーイが肉を焼く様が起源になっていると言われています。19世紀のアメリカ西部開拓時代まで遡りますが、その辺りからアメリカ全土に広まりました。

この時代では主に肉のみを焼いていましたが、次第に野菜や調理法にこだわり進化を遂げていきます。


BBQ”アメリカンスタイル”

 

アメリカのバーベキューは大胆に見えてとても繊細です。

日本の様に一口大に切って焼くことはなく、基本は塊肉を焼いてナイフとフォークで食べるのがアメリカ流です。

これのどこが繊細か?

アメリカンBBQには味付け(ジーニング)が欠かすことができません。日本でいうお袋の味のように各家庭によって味付けがことなります。

トマトやビネガーをベースにして、砂糖などで味を調えた「ウエット」

塩・コショウ、ハーブなどをお肉にすり込む「ドライ・ラブ」

を駆使してそれぞれの家庭の味を仕上げていきます。

 

みんなでワイワイと楽しむというよりも家庭の晩餐的な位置づけになります。


BBQ”ジャパニーズスタイル”

日本のBBQは焼きながら食べるスタイルが一般的ですね。俗にいう焼肉スタイルです。日本では出来たて=美味しいが一般的ですので、こういったスタイルが主流になった可能があります。

味付けの基本は塩コショウでタレにつけて食べることが多いです。タレに付けずに素材そのものの味を愉しむこともありますね。A5ランクの高級肉や柔らかいお肉でBBQをする日本独特の文化ともいえるでしょう。

 

みんなでワイワイする場や交流の場などでBBQが多く開催されることも関係しているのでしょう。

 


BBQ”ジャーマンスタイル”

あまり知られていないかもしれませんが、ドイツもBBQ大国と言われています。

ドイツはどちらかといえばアメリカ流に近く、イベント毎というよりも日常の一部の様にBBQを楽しまれています。

ドイツは日照時間が長く、平日の仕事終わりにお茶を誘うような感覚でBBQを楽しみます。

ドイツと言えば絶対的な存在のソーセージがあり、お肉にはそれほどこだわりが少ないです。それでも欠かせないものはチーズです。ドイツではチーズをそのまま焼いて楽しみます。BBQ用のチーズとして味付けされたものがスーパーなどで売られており、ビールに合う一品となります。


BBQ”ターキッシュスタイル”

トルコではBBQはとてもポピュラーのものになっており、夏になると毎日のようにBBQを楽しんでいます。

世界中で人気なケバブはBBQの際にも食べるのは当たり前の様になっています。

そして、トルコのBBQではサラダも欠かすことのできないものとなっています。特にキュウリとトマトを混ぜて作るサラタスが主であり、このサラダと焼いたお肉をパンに挟んで食べるのがトルコの伝統料理になっています。


まとめ

いかでしたか。BBQは世界中で愛されていて、国によって色が全然違いますね!いつものBBQに飽きてきた方は世界のBBQを参考に色々なBBQを楽しまれてみてはいかがでしょうか。


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