屋外で行われることの多いバーベキューには熱中症や食中毒など気をつけなければいけないことがたくさんあります。多くの人と一緒にするバーベキューだからこそ最低限の知識は心得ておきましょう。なにかあってからでは遅いです。そうならないように気を付けてバーベキューを楽しみましょう。
このコラムでは簡単な対処法も紹介いたします。
熱中症
夏のバーベキュー会場では必ずといっていいほど熱中症になる人がいます。その原因は直射日光だけでなく、BBQコンロの火でも熱中症になる可能性があります。特に背の低い子どもは大人以上に注意が必要です。
<対処法>
・こまめな水分・塩分補給を忘れない。スポーツドリンクがベスト。
・直射日光をできるだけ避け、日陰で定期に体を休める。
・夏場は必ずタープテントなどで日陰を確保できるようにする。
食中毒
食中毒の危険があるのは夏だけではありません。気候の良い春や秋でも食中毒になり得ます。
<対処法>
・食材は出しっぱなし(直射日光)にせず必ずクーラーボックスや保冷剤を利用する。
・食材に触る前や触った後の手洗いは必ず行う。ビニール手袋を使用する。
・まな板や包丁、トングななどはお肉・魚・野菜ごとにわける。
・お肉や魚は十分に加熱をして食べる。
火の扱い
バーベキューではほとんどが木炭を使用して行うことが多いです。火の取り扱いもひとつ間違えると大事故になりかねないので注意するようにしましょう。バーベキューでの火の取り扱いには十分な注意が必要です。
<注意点>
・風向きに注意
⇀風上にBBQコンロを設置した場合、火の粉が飛んできて引火してしまう恐れがあります。
・虫よけスプレーや制汗スプレーに注意
⇀スプレー類を火の傍に置いておくと引火・爆発の恐れがあります。
・子どもに注意
⇀子どもは興味のあるものには一直線です。木炭を素手で触ってしまうなんてこともあり得ます。
火傷をしてしまったときは
火傷は患部を冷やすことが最優先です。
患部を水道水などの流水で冷やすことが一番ですが、屋外でのBBQではそれが難しい場合が多いです。その場合はペットボトルの水でも問題ありません。ドリンクを冷やしている氷を使っても よいでしょう。この時、幹部に菌が入らないように清潔な水を使うことが大切です。冷やす時間はできるだけ長めに、最低でも20分は冷やすようにしてください。
数日経っても痛みを感じる場合は病院で診てもらいましょう。火傷を甘く見ずにしっかりと対処するようにしましょう。
虫刺され
屋外が基本のバーベキューでは虫に刺されたなんてことは日常茶飯事です。昨今ではデング熱やヒアリなどが流行っているので、虫刺されにも注意したいところです。特に女性や子供には気を使ってあげましょう。
<対処法>
・虫よけスプレーを塗る。
・蚊取り線香などを炊く。
・虫の嫌がるアロマキャンドルなどを使用する。