そもそも洗いダレって何?
洗いダレとはその名の通り、お肉についた余分な脂やタレを落とすためにつけるタレのことを指します。良くBBQする方や焼き肉の好きな方は「どうゆうこと?」と疑問に思うことだと思います。現在の焼き肉やBBQのスタイルでは、生肉をそのまま焼いてこってりした味付きのタレにつけて食べるのが一般的です。
洗いダレはその逆です。関西を中心としたお肉文化は、タレにもみこんだお肉を焼いて食べます。そのあらかじめ揉みこんだ濃いタレや余分な脂を食べる前に落とし、サッパリさせる目的で利用します。なので、生肉のまま焼くスタイルでは登場しないんですね~。
洗いダレは写真のように透明の薄い液体です。
洗いダレの正体は?
洗いダレの正体は何でしょうか。実際口にしてみるとほとんど味のしない、ネギの浮いた液体です。地域や店舗によって作る工程は様々なのですが、一般的には昆布やカツオでとったダシに刻んだネギを浮かしたものになります。ほとんど味のしないものなので洗いダレぐらいでしか使い道がありませんね。笑
地域によっては、海老や貝類でダシをとるところもあるみたいですので、興味のある方は一度試してみてくださいね!
レシピをご紹介
様々なレシピがございますが、本レシピは一般的なカツオだしのスタンダードなものをご紹介いたします。
【必要材料】
水(1000ml)、カツオ節(2g)、昆布(2g)、ネギ(適量)
【レシピ】
- お鍋にネギ以外の上記調味料をすべて入れ、約10分煮ます。
- カツオ節や昆布を全て取り除き、ダシは完成です。
- 完成したダシを器に入れ、ネギを添えれば完成です。
いたってシンプルな洗いダレの作り方。料理をする方には、これ薄すぎない?と思われるかと思います。ポイントはほんのりダシの香りがすること。あくまでも余計なものを落とし、肉の上質な脂を堪能してもらうものですので、濃くなりすぎないようにお気を付けください。
まとめ
いかがでしたか?洗いダレの必要性を感じて頂けたと思います。実際高級焼き肉店などにはこの洗いダレが良く置かれていますので、メニューになくても一度聞いてみると良いかもしれません。間違えてはいけないのは、タレに揉みこんだお肉に使うこと!それ以外はほんとに素材の味となりますので、好まれるものではないと思います。ぜひ、洗いダレを使ってワンランク上のBBQ/焼き肉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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