最終更新日:2019/11/10
冬のバーベキューが人気!その魅力と楽しむ方法をお教えします♪
バーベキューって桜を見ながら楽しんだり、暑い夏にビール片手に豪快にするのが楽しいんじゃないの?そうお考えの方も多いと思います。バーベキュー好きの方は、春よ早く来い!と待ち焦がれているのではないでしょうか?そんなバーベキュー好きの方に朗報です!今世間ではウィンターバーベキューなる、冬に楽しむバーベキューがブームなんです。なんでそんな過酷な環境で?そうお思いの方もこのコラムを 見て、新たな冬の楽しみ方を考えてみてください。冬だからこそ楽しめる新しいバーベキューのかたち。
そもそも冬BBQって何?
冬BBQとは、BBQコンロや焚き火で暖を取りながら、温かい食事/ドリンクを楽しむ等、不便さを最大限に味わうBBQ(アウトドア)のことを指します。一般的にBBQというと春~秋の快適なシーズンに行うアウトドア食事の事をいいますが、冬BBQとなると少し楽しみ方が異なると覚えておきましょう!
夏とは違う!冬BBQの魅力!
1.冬が旬の海鮮類を食べることができる
冬といえば牡蠣や蟹など筆頭に美味しい冬の海の幸が多いですよね。夏と違ってそれぞれが脂が乗っていて非常に美味しく食べることができます!場合によっては夏よりも格安で手に入ることも!
特にカニや牡蠣など、冬シーズンにしか中々味わうことの出来ない食材でBBQにチャレンジすると雰囲気も出てさらに盛り上がります。また、シチューやスープなど、冬ならではの新しいバーベキュー料理に挑戦することが出来るんです。
2.日よけや虫よけの心配をしなくても大丈夫
冬以外のバーベキューで必ず出てくる問題と言えば「日焼け」と「熱中症」!
特に女性の方にとっては、バーベキューは楽しみたいけど日焼けが嫌だったり虫がいるのは嫌!という方も多いはず。そんな理由もあって何年もBBQに参加してない方も多いかと思います。でも安心してください!冬であればそれらの問題を全て解決してくれます!冬の柔らかい日差しの下でゆったりBBQを楽しんで頂くことが出来ます。
3.雪が無くても楽しめる新たな冬のアウトドア
冬のアウトドアといえば、スキー・スノーボードを筆頭に、雪合戦やかまくら作りなど基本的に雪を使うものがほとんどだと思います。アウトドアは好きだけど雪遊びとは縁がない、そんな方に「冬BBQ」はピッタリのアウトドアだと思います。
近年では、雪×BBQを兼ね備えて遊べるよう、スキー場でカマクラBBQなるイベントが開催されることも増えてきました。
4.火を囲みながら楽しめる
冬BBQの無くてはならないアイテムが焚き火です!この日を囲いながら夢を語り合うBBQってとても素敵ですよね!暑い季節のバーベキューというと、焼き手が汗をかきながら必死にお肉を焼いている姿を思い浮かべると思います。そんな大変な役割も、冬BBQでは参加者全員が暖を求めることでコンロを囲み、全員で楽しむことが出来るんです。また、寒い時期に工夫しながらバーベキューを楽しむことでこれまでにない団結力を生むことにも繋がります。
5.一生忘れられないイベントに
一生人の心に残る想い出は、これまで自分が体験したことのない強い感動を味わったときに得るものだと思います。春や夏に楽しむバーベキューは、多くの方が経験している、いわば「日常」の一部となっています。しかし冬BBQは未経験者がほとんど。寒い冬に知恵を絞りながら楽しんだ経験は、一生心に刻まれることと思います。うまくいかなくても良い思い出に、成功すればさらに良い思い出に。冬BBQに失敗なんてないんです。会社行事などにはピッタリですので、是非検討してみてはいかがでしょうか!
抑えておきたい持ち物・準備物
冬BBQでしか味わえない楽しみ方がたくさんある一方、冬に外で楽しむのでやっぱり寒いです・・。でもご安心ください!幹事さんと参加者さんに分けて用意するものをご紹介しておりますので、これさえあれば怖いもの知らず!
■幹事さんが準備するもの
冬BBQはやっぱりいつも通りとはいきません。用意すべきものを抑え、役割分担をメンバー内で決めるようにして下さい。
BBQ機材 | |
BBQコンロ |
直火禁止のところがほとんどです。足つきを選びましょう。 |
テーブル |
食材置きや調理台としても使います。 |
アームチェア |
地べたに座るのは寒いです。出来れば椅子をご用意するようにしましょう。 |
遮風テント |
冬の冷たい風を避ける為にご準備ください。 夏場に使うタープテントの周りにビニール製の風を遮るものを付ければOKです。 一酸化炭素中毒になる為、中に炭火コンロを入れる場合は喚起を良く行うようにしましょう。 |
調理器具 |
包丁、まな板、ザル、ボウル、調理用トングがあればOKです。 |
飲食容器 |
お皿、コップ、お箸。多めに持っていきましょう。 |
着火剤 |
スムーズにBBQを始めたいのならば必須です!ガスバーナーで代用される方も。 |
うちわ |
基本必要ないのですが、あれば簡単で楽ちんです。 |
焼網、鉄板 |
良く忘れがちな焼網と鉄板は間違いなくご用意するようにして下さい。 直前に調達に行くと、冬の為取り揃えの無い店も御座います。気を付けてください。 |
お鍋 |
冬のバーベキューに温かい飲み物、料理は必須です。 お鍋があれば炭火でもお湯を沸かすことが出来ます。必ず持参しましょう。 |
その他、準備物 |
|
カイロ |
カイロがあるだけで暖かさが全然違います。
最低1人に1個はいきわたるように用意しておくと喜ばれますよ。 |
毛布・ひざ掛け |
女性やお子さんがいる場合は必須です。 |
座布団 |
ブルーシートの上に座る場合は必須アイテムです! 地面とお尻の間に挟むものがあればOK! |
遊び道具 |
座ってるのが寒くて辛くなったらとにかく動きましょう!
風が強くても楽しめる硬めのバレーボールやサッカーボールがオススメ! |
食材 |
|
お肉や野菜 |
お肉や野菜は通常通り用意するようにしましょう。 奇をてらったBBQも素敵ですが、基本メニューが無ければ盛り下がる事も。 少量でも良いので基本食材は抑えるようにして下さい。 |
海鮮 |
冬の味覚は是非味わってください。牡蠣や蟹を使った豪快BBQも素敵! |
汁物 |
カレーやシチュー、スープは確実に用意するようにしましょう。 冬BBQ一番の必須食材といっても過言ではありません。 |
ホットドリンク |
ホットココアやホットミルク等、調理できる準備はしておいてください。 管理人オススメはホットココアに焼いたマシュマロを入れた料理です。 熱燗も冬ならではの楽しみ方ではないでしょうか。 |
■参加者の方
参加者の方は、どんな状況であっても寒くない方法を考えて参加するようにしましょう。オシャレ<防寒これを徹底して臨みましょう。笑
外せない項目 |
|
服装 |
とにかく温かい格好を心がけて下さい。普段は絶対着ないであろうダウンでも構いません。 「寒い~」と愚痴をこぼすことは、一生懸命用意した幹事さんへの批判です。 「全然大丈夫」 とニコッと返してあげましょう。 |
カイロ |
とにかく貼れるだけカイロを貼ってください。足の裏や腰等思いつく限り貼ってください。 出来れば多めに用意し、忘れてきた方にあげるようにしましょう。 |
冬BBQにおすすめのレシピ4選
ウィンターバーベキューならではの料理がたくさんあります!せっかく冬にバーベキューを楽しむんだから、その他季節にはできないバーベキューレシピで周りをあっと驚かせたいですよね!そんな方の為に冬ならではのバーベキューレシピをいくつかご紹介いたします。
1,焼きマシュマロココア
【必要材料】
マシュマロ(適量)、純ココア(大さじ1杯)、牛乳(150ml)
【レシピ】
- 牛乳と純ココアをよく混ぜ、お鍋などで熱していきます。炭火の場合でも、お鍋さへあれば温めることができます。(市販のココアを温めるだけでもOKです。)
- マシュマロを竹串等にさし、バーベキューコンロで茶色く変色するまで回しながら炙ります。(この時、近づけ過ぎると直ぐ焦げてしまうので適度な距離で炙ってください。)
- 後は、ココアをコップに移しその中に焼きマシュマロを入れれば完成です。
ふわふわの焼きマシュマロが温かいココアとマッチして、何とも言えない美味しさを引き立ててくれます。女性が喜ぶ一品になるので、バーベキューの〆はもちろんの事、ウェルカムドリンクとして提供してもオシャレで素敵ですね!
2,炭火で簡単焼き芋
【必要材料】
サツマイモ、アルミホイル
【レシピ】
- サツマイモを水で洗い、そのままアルミホイルで包みます。この時、隙間が出来ると水分が抜け美味しくなくなるので、しっかり密閉できるようにアルミホイルを巻いてください。
- 炭ゾーンに直接おいてください。網の上で転がすのではなく、その下の炭の部分に直接ダイブです。
- 約1時間そのまま置いておいて下さい。皆が忘れかけたときに出来上がります。皮が中の芋を蒸してくれ、調味料いらずの甘い焼き芋が完成です!
冬だけでなく1年中作りたいメニューですが、冬のバーベキューに特におすすめです。熱々の焼き芋を分け合いながら頂いてください。冬ということで安納芋でやるのもお勧めです。
3,焼き牡蠣
【必要材料】
牡蠣、醤油
【レシピ】
- 牡蠣を殻つきのまま平べったい方を下にし、網の上に乗せていきます。上の方の殻が乾いて来れば殻を開く頃合いです。
- 殻を開けたら、次は写真の様に身を上にして再度焼いていきます。
- 周りから白い泡がぷくぷく出だしたら食べごろの合図です。
- 醤油をさっとかければ、海のミルク“ジューシー”な焼き牡蠣の完成です。
冬の味覚の大本命“焼き牡蠣”。プリプリの身がたまりません!醤油と一緒にレモンなども用意しているとさっぱり焼き牡蠣を楽しむことができ、2度おいしいです。蒸牡蠣なども美味しいですが、バーベキューでは焼き牡蠣がやっぱりオススメです。
4,お鍋
【必要材料】
冬野菜(白菜、白ネギ、エノキ、ニンジン等)、豆腐、豚ロース・・・お好みで好きなもの、カセットコンロ、お鍋、お玉
【レシピ】
- 一般的な家庭で作られるお鍋と同じ要領で作ってください。冬なので体の芯から温まるキムチ鍋がオススメ!市販にお鍋ダシも売っていますので購入すると簡単に作成できますよ。
- 最後の〆はラーメンで!卵があると尚豪華になりますね!
室内でもバーベキューでもやっぱりお鍋は冬の定番!好きな具材を好きな大きさにカットしたら後はダシに突っ込むだけ!簡単かつ最強のバーベキュー料理です。また、お鍋はテーブルの上でみんなで囲むと楽しいので、カセットコンロを用意するようにしましょうね!
BBQのプロがオススメする冬BBQの楽しみ方+α
①薪ストーブを用意する。
冬BBQのムードを一気にあげるオススメ機材になります。近年、都心の公園を中心に直火禁止のBBQエリアが増えており、焚き火で暖を取りたいが止む無く中止される方が多くなっております。しかし、こちらの薪ストーブ(重さ:約8kg/価格:1万円弱)であれば持ち運びも便利で、価格もそこまで高くないので気軽に購入することが出来ます。
●周辺も暖かい
直火じゃないから、周りは寒いんじゃないの?と良く聞かれますが、軽い薪ストーブであれば、壁が薄めに作られている為、十分暖かいです。
●上部に鉄板やお鍋を乗せて調理できる
上部も調理可能な温度になるので、鉄板を乗せてBBQをしたり、お鍋を乗せてスープやシチュー、お汁粉などをつくることが出来ます。
当然焚き火の炎には「1/fの揺らぎ」の法則があり、炎を見ているだけで人の心を癒す効果があります。薪ストーブを入れることで、“ムード”“暖”“癒し”など冬BBQに様々な付加価値をつける事が出来ます。
②イベントを用意する。
いくら厚着をしたり、焚き火を行っても冬BBQはやっぱり寒いです。笑
幹事様は遊び道具を使ったイベントを予め考えておきましょう!一番費用対効果の高いイベントは《大縄跳び》大会です。※100円均一で売っている縄跳びを2つ用意し、つなぎ合わせれば大丈夫です!商品や罰ゲームなどを用意し、チーム戦を行うと盛り上がる事間違いなしです。
当店が集計したデータでは、BBQと併せて遊び道具を用意した場合、満足度が1.5倍になる事が分かりました。(※おそらく冬の場合、2倍にも3倍にもなると思います。)
簡単に用意できる商品なので、是非試してみて下さいね!
まとめ
いかがでしたか?冬BBQは自然を肌で感じられる有意義なアウトドア体験です。筆者もバーベキューレンタル業者のスタッフとして、新しいレシピの開発などで冬にバーベキューを行うのですが、工夫すれば夏には比べ物にならないぐらい充実した時間を過ごすことが出来ます。是非一度試してみてください!
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